採用情報

僕が入るまでは溶接の部署しかなかったのに、普通科の高校を卒業して最初に任されたのが新設部署の「曲げ加工」でした。それ以来、次々に設けられた様々な部署を経験し、今の工程管理の立場にいます。いずれも初めてできた部署なので教えてくれる人も相談できる人もいなくて、ひたすら試行錯誤を繰り返しながら一人でやってきました。そのおかげでしょう、とにかくやってみよう、という自発的な行動力が養われたと思います。

今でこそ社員の平均年齢は30代前半ですが、業務の拡大が始まった頃は、50代や60代の先輩が何人もいて「とにかく仕事をしろ、残業をしてでもやれ」という雰囲気に満ちていました。でも、そんな考え方は今の時代には通用しません。新しい部署を任され、時に挫折をしながらも若さを武器に、業務の多様性と効率化に励んできました。製造部長という立場になった今、過去の経験を活かしてさらに業務の改善に努めたいと思います。

中小企業は家族経営のところが多いですけど、私は一人の従業員の現場からのたたき上げです。現場経験が少ない経営者より現場で働く人の気持ちが分かっているつもりなので、社員みんなが不必要なことを考えずに仕事に集中できる現場にしたいと思っています。ただ、高卒で入社以来同じ会社で働いてきたので、今後は研修等で外に出る機会を増やしたいですね。いろんな人の意見や考えを聞いて、より良い現場づくりに反映させたいです。